国登録有形文化財

当山の境内は、
歴史的価値の高い建造物と
豊かな自然が調和した静かな空間です。
ゆったりとお参りください。

本堂

延宝元年(1673)頃の建立。江戸時代に数回の改修を経ており、現在の姿は昭和45年の大規模改修によるものです。
天井画や内陣、須弥壇などには、文政8年(1825)の改修時の姿が残されています。特に格天井に描かれた草花などの鮮やかな彩色画は美しく、江戸時代の本堂内部の意匠を伝えています。
江戸時代以来、修理や改修を重ねながら受け継がれてきた、林泉寺の中心となる建物です。
国登録有形文化財(建造物)

[文化庁「文化遺産オンライン」で詳しく見る]

子安観音堂

宝暦12年(1762)に建立。
入母屋造の屋根をもち、正面には向拝を設けています。江戸時代に建てられた当初の形式をよく残していることも、このお堂の大きな特徴です。
堂内には、子安観音菩薩立像と木造伝正観音菩薩坐像、その他六観音が安置され、長く信仰を集めてきました。
江戸時代の小堂の姿を現在までよく伝える、林泉寺の歴史を物語る建物の一つです。
国登録有形文化財(建造物)

[文化庁「文化遺産オンライン」で詳しく見る]

鐘楼堂

延享5年(1748)に建立。
四本の柱の上に屋根を載せた端正な姿で、軒下には「絵様肘木」と「三斗組」を重ねた特徴的な組物が見られます。
落ち着いた外観は周囲の堂宇と調和し、林泉寺の歴史ある境内景観を形づくっています。
国登録有形文化財(建造物)

[文化庁「文化遺産オンライン」で詳しく見る]

地蔵堂

江戸時代後期に建立。
面取りを施した角柱を用い、複雑な組物を設けず、柱で直接桁を支える簡素なつくりが特徴です。
堂内は、地蔵菩薩坐像を安置する場所になっています。
規模は大きくありませんが、素朴で落ち着いた姿は、江戸時代から受け継がれてきた林泉寺の境内景観を今に伝えています。
国登録有形文化財(建造物)

[文化庁「文化遺産オンライン」で詳しく見る]

表門(赤門)

宝暦6年(1756)に建立。
全体が朱色に塗られていることから、古くから地域では「赤門」と呼ばれ親しまれています。
門の上部には、「扇に日の丸」の浮彫をあしらった蟇股(かえるまた)や菱格子などが配され、江戸時代の寺院建築にみられる意匠を今に伝えています。
鮮やかな朱色の姿と細部の装飾が印象的な、林泉寺を象徴する門の一つです。
国登録有形文化財(建造物)

[文化庁「文化遺産オンライン」で詳しく見る]

脇門(黒門)

江戸時代末期に建立。
赤門の南方に建つ脇門で、地域では「黒門」と呼ばれています。
屋根は切妻造で、正面に太い横木を見せる薬医門形式の門です。肘木や組物を用いず、赤門とは対照的に装飾を抑えた簡素なつくりとなっています。
小規模ながら落ち着いた姿をもち、赤門とともに林泉寺の境内景観をささえています。
国登録有形文化財(建造物)

[文化庁「文化遺産オンライン」で詳しく見る]

その他の見どころ

駒止の槙

推定樹齢420年以上の大樹。
徳川家康公が馬の手綱を結んだと伝えられる古木です。
(越谷市指定天然記念物)

権現井戸跡

家康公が手を洗われ、口をすすがれたとされる井戸跡。
記念碑が建立されています。

木造伝正観音菩薩坐像

倉時代後期の貴重な仏像で、武蔵国新西国三十三観音霊場の御本尊です。
※普段は非公開
(埼玉県指定有形文化財)

銅造阿弥陀如来立像

本堂に安置される鋳造阿弥陀如来立像で、
永仁5年の銘が背面に刻まれた当山創建由来の貴重な仏像です。
(越谷市指定有形文化財)